がんという病気は臓器によって原因が様々です。
食事が原因で、今増えているがんは、乳がん、前立腺がん、大腸腸がんです。
衛生面が原因で、減ってきているのは、肝臓がん、子宮頚がん、胃がんです。
そしてタバコやアルコールが原因で起こる代表的ながんは、食道がん、膵臓がん、肺がんがあります。
このようにがんという病気は一つは加齢に伴って免疫力が低下する、そしてがん細胞に対する監視能力が低下する結果、がん増えているという加齢性の問題。
2つ目は食材が原因で起こっているがんと、衛生面が原因で起こっているがんと、アルコールやたばこや嗜好品が原因と様々ですが、これらはつまり生活習慣が原因で起こっているということです。
今から80年前、1931年にドイツのワールブルク医師による偉大な発見、ワールブルク効果と呼ばれるものがあります。これは正常細胞の働きをを抑えることによって、がん細胞が生き延びようとする性質を獲得したことを科学的に証明したものです。
つまり正常細胞のミトコンドリアの機能を上げてあげることが、がん細胞が生きにくい環境を作るという意味においても、 そしてアンチエージングという、病気にかからせないようにするためにも、もっとも大事なことだと思います。
具体的にはミトコンドリアの数を増やすこと、機能を強化すること、そしてミトコンドリア自体をを大切に使うことです。それに大切なのは毎日の運動、睡眠の質と時間、食べる食材選びと、食事の量だということです。
